キャンピング自動車に構造変更しちゃった!
('00.4.28)



    も一回   f^^;

5ナンバーサイズ一杯の車でしたが、税金が変わ
らないという理由から納車時に純正フェンダー装
着で3ナンバー登録にしてもらいました。しかし
間もなく信号無視車両と激突しあえなくナンバー
が交換され、最終的には自ら8ナンバーへと変更
しました。(*^^*)

仕様


以前から夢だったユーザー車検でキャンピング登録!大変だろうなぁ・・と思っていたけど、やってみると意外に簡単だった。でも、きっかけになったのは「釣り」。手洗い用に積んであった水タンクがスポーツドライビング(!?)のおかげで、倒れてしまい車内がびちょびちょ。どうせ固定するのならちゃんとギャレーっぽく!という単純なものだった。結局はサードシートを外してその空いた空間にギャレーとベッドを設けるという大がかりなものになってしまった。でも日曜大工的な事は割と好きな方なので作るのは楽しかった。一応管轄の陸運局に出向き、「キャンピング自動車の構造要件について」の資料をもとに作りました。でも実際に検査を受けるのが面倒だったので誰かに頼もうといろいろ相談しちゃった・・・。しか〜し、改造を自分でやったので自分でした方が早いと言われ、そっかぁ〜と思いつつもやはり面倒だったので会社近くの整備工場で相談するが、何と「素人が作った物が通る訳がないっ!」と頭から否定されてしまったのである。ここで最終的な「やる気」になったのである。陸運局でのやりとりを一応下に表記しました。

1.整備課に改造の旨を申し出る。

2.実際に検査官に改造部分をチェックしてもらう。

3.整備課に再度行きユーザー車検の受付をする
 (車検の受付は事前に電話による予約が必要)
 整備点検は受けていないので「前検査」で受ける。

4.車検証と車検ラインの用紙と二枚を持ってラインの
 1コースへ。

5.車台番号、原動機の形式番号、ライト等のランプ類の
 確認。

6.サイドスリップ(メーター40Km/hにてパッシング)
 ブレーキ(前後検査)ハイビーム(光軸の検査)
 下回りの検査(ボルトの緩み)をしてから4コースへ。

7.前軸・後軸の重量測定。ここでも検査官に構造変更の
 旨を伝え事業者名に氏名を記入。(自分で改造したので!!)

8.事務所内1番の案内課にて指示を受け、ナンバー交付所
 で各書類(40円)を購入。手数料用紙(構造変更検査手数
 料1,500円の印紙を貼り付ける)、マークシート用紙、
 委任状(所有者が香川マツダの為)、自動車重量税の用
 紙(37,800円の印紙を貼り付ける)、今までのナンバー
 を返却し書類に印をもらう。

9.2番受付にて書類を提出し、3番で待つ。
 この時「納税証明書、自賠責保険証書」を提出し忘れ
 ていたので代行所にて乗用からキャンピングカーへの
 切替えの旨を伝え、今日からの自賠責に加入し、書類
 を提出して呼ばれるのを待つ。(32,450円)

10.呼ばれたらナンバーを購入(3,480円)。封印場にてナン
 バーを取り付けた後、係の人が封印をしてくれ新しい
 車検証を受け取って終了。

11.任意保険を乗用からキャンパーに切替えておしまい。

 「トータル費用」
 ・ギャレー&ベッド(自作につき実費:約25,000円)
 ・申請書類(40円)
 ・印紙代(構造変更検査手数料:1500円)
  (自動車重量税:37,800円)
 ・自賠責保険料(32,450円)
 ・字光式ナンバー代(3,480円)
 ・任意保険料(差額11,060円)
                合計111,330円 

いざ終わってしまえば、「あら自分でもなんとか出来ちゃった!」
って感じでした。よく雑誌のユーザー車検の記事で書かれている
ように検査官の人はとても親切に誘導してくれましたよ。
ある意味ライン検査は「ドライブスルー」感覚の実写版
カーアトラクションのようでもありました。(^^;
なにはともあれ通っちゃえば念願の8ナンバー車なのだ。